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第4章 スイングプレーン-その3:コンバインドプレーン
「それじゃ、そのコンバインドプレーンとやらはどういうイメージなんですか?」
「こういうイメージだよ」
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「へー、3枚の平面が組み合わされているんですね、あー、だからコンバインドつまり組み合わせ平面ね」
「そう」
「でもこのスイングイメージは特別変わったスイングを覚えるためのイメージじゃないんですよね?
「そうだよ」
「じゃあ、どこが他のイメージや指導法より優れているんですか」
「するどいな、確かに世界中で現在主流のアップライトスイングを指導するためのイメージは開発されてきた。でも、みな一面のスイングプレーンをベースに考えてきたからリストターンのイメージが強くなってしまうんだね」
「確かにこのイメージは、斬新だな。どこでも見たことがないな」
「そりゃそうだよ、筑波大学の博士号の審査って超難しいんだよ。そんでもって特にオリジナリティが問われるんだよ。まったく同じものはないよ。それに、このイメージを初めて見てこのイメージ通り振ればボールが打てるって気しないだろ?」
「んー、パット見たときは、でもよく見るとなんだか打てそうだな」
「あ、そー、じゃあ、やっぱ松、あんまりゴルフ練習してないな」
「えー、なんでよ。打てそうな気がするんですよ」
「このイメージでクラブを振っている自分が頭に浮かぶ人は超上級者かあまり練習してない人が多いんだよ。先入観がないからね」
「なるほど、確かにあまり熱心に練習はしてないし、最近110も切れないな…そんなことはどうでもいいから、何がすぐれているんですか?このイメージは」
「うん、スイングイメージって言うのは、これを見た人が自分が体をどう動かせばいいか分かるかどうかがポイントなんだ。それには、ボールが上手く打てるとか言うことは関係ない」
「うん、うん」
「このイメージは、スイング中のプレイヤーに3つのプレーンの作るという意識を持たせることで、スイング中の腕の動かし方と体の回転の仕方の感覚を伝えることができるんだ。例えば、ショット練習してて、腕が好ましくない動きをしてたとしてもいいボールが打てることがあるだろ」
「確かに」
「でも、それは体の他の部分、特にターン動作がこれを補っているんだよね。そして、この補う動きに無理があると再現性は低くなるんだ」
「だらか、同じボールが繰り返し打てないんですね」
「うんそう、それでさらに、その腕と体の動きが合成された動作をゴルフスイングっていう一つの動きと考えてしまうから、次にミスショットを打った時に何が悪いか分からなくなってしまうんだよね。もしそのミスショットを打った時にその人が素晴らしいターン運動をしていたとしたらどうなる?」
「うーん、腕の動きが悪いんだから当然ミスショットになりますね」
「そう、でもその人がもしターン動作が悪かったと考えてしまうとその前のナイスショットした時にやったよくないターン動作を追っかけてしまう。そうなるとどうだ?」
「目標とするターン動作には無理があるから、いつまでたっても同じ動きができるようにならない?」
「その通り」
「じゃあ、どれが正しいターン動作でどれが正しい腕の動きなんですか?」
「それを伝えるのがこのイメージなんだよ。無料体験レッスンかコンバインドプレーン攻略セミナーに来てみる?」
「行ってみたい、どっちも」
「じゃあ、気が向いたら連絡ちょうだい」
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第4章  スイングプレーン-その3:リストターンとスイング軌道
「それって、リストターンなし型イコールアップライトスイングと考えて良いんですか?」
「そうだね」
「それどういう関係なんですか?それを知らないと、どう振るとリストターン型になってしまうのかかわらないですよね」
「そうだね」
「リストターンとコックの説明はしたろ」
「はい」
「じゃあ、スイング中、腕は動くかわかる?」
「全然わかりません」
「だよね」
と言いながら安さんは以下の説明をした。



スイング中に腕は、クラブシャフトをクラブヘッドが体の正面でアルファベットのVの字を描くように動かす。これは体の回転を考えずに腕がスイング中にどの位置を通過するのかを追っていけばわかる。この腕の動きは、体の回転と合成されてスイング軌道を作る。そして、この腕の動きが水平に近くなればインパクト時の手首のターンは大きくなり垂直に近くなると小さくなる。つまり、最大のリストターンはクラブシャフトを水平から水平に動かすことで、リストターンの全くない動きはクラブシャフトを垂直に動かすことである。そして、この2つの腕の動きでそれぞれボールが打てるスイングを作ると図のようになる。
この2つのスイングは、ボールを打つことはできるがそれぞれ多くの問題を抱えている。例えば、水平だと上体の前傾角度を深くする必要があるため、体幹部は速いターン動作ができず球が飛ばないということやクラブのライ角のためボールが左に飛び出してしまうということが挙げられる。また、垂直だと上体の前傾はなくす必要があるためスイング中にボールがよく見えないことやライ角のためクラブヘッドのヒールが浮いた構えになってしまうなどが挙げられる。そのため、実際のスイングはこの2つのスイングの中間で行われる。つまり、やや深めに前傾を保ったターン動作に水平に近い腕の動きを加えたスイングがリストターンあり型で浅めの前傾を保ったターン動作に垂直に近い腕の動きを加えたスイングがリストターンなし型である。
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「確かにリストターンなし型はあり型のフラットなスイング軌道に対してアップライトですね」
「まあ、どっちもこれほど極端にはできないんだけど理論上はこうなるんだよ」
「っていうことは、なし型でも少しはリストターンしてるんですか?」
「うん、微妙にね。でも少しだけだからプレイヤーはほとんど手首を動かしていない気がするんだよ」
「じゃあ、その微妙なリストターンはどうやって覚えればいいんですか?」
「それが、コンバインドプレーンのイメージを通したスイング練習なんだよ」

第4章  スイングプレーン-その2:一面のスイングプレーン

「スイングプレーンってさー、いつ頃から言われ始めたと思う?」
「ちょっと分からないですね」
「1920年代なんだよ」
「えっ、そんなに古いの」
驚いている私に安さんは以下の話しを聞かせた。



連続写真の技術がゴルフ界に導入されたのは1920代からで、それによってスイング中のクラブシャフトの動きが鮮明に分かるようになった。そして、スイング中のクラブシャフトの動きを一連の写真で追っかけてみると、一流のプロゴルファー達のクラブシャフトの軌道はスイング中に一枚の平面を描くように動かされていることが分かった。そこでその平面をスイングプレーンと呼ぶようになった。さらにこのスイングプレーン概念は、そのような軌道でクラブシャフトが振れれば一流のプロゴルファーのようなスイングが体得できるという考えに発展し、スイングプレーン学習装置というフラフープを傾けたような装置が開発された。
 しかし、このプレーン概念を一般のゴルファーに浸透させたのは20世中盤のアメリカを代表するプロゴルファーで、彼の指導書ではスイングプレーン概念は、穴の開いたガラスの板がボールの位置からプレイヤーの肩に立てかけられているイメージで伝えられていた。このイメージは実際に体験できる学習装置よりはるかに多くのゴルファーを魅了した。その理由は、それがイメージであるだけに誰でも簡単に利用できたことであり、また、運動をイメージによって伝えるという手法によって誰でも細かい点を気にしすぎることなく自分のスイングが作れることにあった。
一面のスイングプレーン



「でもね、20世紀後半から主流になったスイングは、このイメージでは学習できなくなったんだ」
「それって、リストターンなし型ってことでしょ。何で?」
「クラブの振り上げ位置がバックスイングもフォロースルーもアップライトになっちゃったんだよ」

第4章  スイングプレーン-その1:リストターンとコック

耳慣れない言葉を耳にした私は再び安さんに聞いた。
「コンバインドプレーンってなんですか?」
「うーん、そうだなぁ、それじゃ聞くけど、松はスイングプレーンって聞いたことある」
「ああ、斜めのなったガラス板でしょ。僕が読んだアメリカのレッスン書に書いてあったような」
「やっぱりそれ知ってるんだ。あれ有名だもんな」
「その板の上を沿うようなイメージでクラブシャフトを動かす練習をしたもんですよ。それが、どうかしましたか?」
「それで、松はリストターンを覚えたんだね」
「じゃあ、ガラス板練習はリストターンと関係があるんですか?」
「うん。手首の動かし方には2通りあって、一つはグリップエンドを動かさずにクラヘッドを横方向に動かす『リストターン動作』で、もう一つはクラブヘッドを縦に動かす『コック動作』があるんだ」

「はい、なんとなく分かります」
「ゴルフスイングではその2つの手首の動きを混ぜて使うんだ」
「へー」

手首
安さんはおもむろに立ち上がって実際に手首を動かして見せてくれた。
「スイング中のリストターンが大きいとクラブシャフトは一面のスイングプレーン上を動きコック動作が大きいとコンバインドプレーン上を動くことになるんだ」
「へー、でもコンバインドプレーンってあまり聞かないですよね」
「うん、俺が筑波の大先生と一緒に最近作ったからね」
「えっ、安さんが作ったの? ますます知りたくなったな、それ」

第3章  練習目標とするスイング
「ほんとに、それだけで?」
私はちょっと疑いの目で安さんを見た。すると、
「松はさー、どういうスイングを目標に練習してたの?」
「うーん。そうですねー、飛んで曲がらない球が打てるカッコいいスイングですね」
「すげー欲張り!で、それはどういうスイングなの」
「どういうって、プロゴルファーみたいな…」
「プロって言ったっていっぱいいるし、その中の誰よ?その人は体型的にずんぐりむっくり?」
「それどういう意味ですか?」
「だって長身の痩せ型イケ面のスイングは松には無理だろ」
「顔は関係ないでしょ。でも言われてみると、理想もあいまいだったけど、練習もそうだったな。いい球が出ればそれがいいスイングだと思ってましたね」
「だろ、そうなるとから、打ってからしか目標とするスイングが出てこないんだよね。だから次のボールを打つときや調子が悪い時は何に注意してスイングすればいいのか全くわからないんだよね」
「確かに」

「でも、初めにリストターンなし・I型スイングを目標に練習するってことは、他のスイング分類に入るようなスイングは絶対の覚えないようにするっていう大まかな目標ができるんだよ。それで、上達してきたらそこの部分だけは守ってあとは自分の形にしてもいいってことになるんだ」
「確かに、確かに」

私は、2度うなずいた後に、
「でも、僕はちょっと昔のプレイヤーのようなそっくり変えるフィニッシュがしたいなー、かっこいいもんね」
「そんなこと言ってると、かってのイギリスやアメリカのようになっちゃうよ」
「何ですそれ?」
「昔、1900年代の初めにイギリスに3人の名プレーヤーがいたんだよ。その人たちのスイングはリストターンあり・I型スイングだったんだ。でも、当時のイギリス人ゴルファー達は使う道具は変えたのに、それ以前の球を転がすように打つスイングを駆使したプレイヤー達にあこがれて新しいスイングを受け入れなかったんだ」
「ふーん、それで?」
「そこで、そのうちの2人がアメリカに遠征してそのスイングを伝えたんだ。その後、リストターンあり・I型スイングを駆使したアメリカのゴルファーたちが1930年前後全英オープンを続けて制覇したんだ」

「へー。イギリスの由緒あるトーナメントだからイギリス人は悔しかったでしょうね」
「だね、でもアメリカにも同じような時代があって、低重心構造が登場した後、リストターンなし・I型が広まる時、いま松が言ったようにアメリカ人たちはかつてのビッグネームがやっていた逆C型のフィニッシュに憧れ続けたんだ」
「ふーん、道具は変えたんでしょ?」
「うん、当然」
「それで?」
「リストターンなし・I型スイングを取り入れたヨーロッパのゴルファーたちがマスターズトーナメントで活躍しはじめたんだ。それで、1980年代の中頃から1990年代の中頃まではほとんど毎年ヨーロッパ勢が優勝してたんだ」
「それも、アメリカとしては許せないですね、全然だめだったんですか?アメリカ」
「うん、その10年間で往年のビッグネームが一人と変則と見なされていたプレーヤーが勝っただけだった」
「その変則のプレーヤーってI型フィニッシュ?」
「うん、そんでもってその後すごく人気のあるプレイヤーになっていった」
「そうか、わかりました。リストターンI型を目指します。でも、I型のフィニッシュはやれそうな気がするんだけど、リストターンなし型ってどうすればできるんですか?」
「それは、コンバインドプレーンのイメージを持って振ることだね」
「コンバインドプレーン????」
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